「ミズキ団子をつくろう~一戸の小正月行事を楽しもう!~」を開催しました!
1月14日(土)14時~16時まで、一戸町コミュニティセンターホールにおいて、
「ミズキ団子をつくろう~一戸の小正月行事を楽しもう!~」を開催しました。
始めに、「ミズキ団子飾り」の由来や、一戸町の伝統行事についてご紹介しました。
『一戸町誌』や『いちのへの年中行事』(一戸町教育委員会)によると、五穀豊穣を祈り(お米や農作物が豊かにみのりますように)作られるそうです。
DVD『一戸町の年中行事』(一戸町教育委員会)も上映。
このDVDには、昭和60年代に行われた、1月11日(年初めの市日)に行われる「あめっこ市」の様子や、小鳥谷駒木地区の「小正月行事」(ミズキ団子飾りやおしらさま)などが収録されています。
(図書館で貸出もできます)
「懐かしい」「へえ~」と、熱心に観ていました。
ミズキ団子作りのデモンストレーションをしました。今回は団子粉でしたが、一戸では米粉+おから(キラズ)を入れていたそう。DVDでは、キラズ団子と呼んで、ミズキに飾っていましたよ。
皆さんには、団子に色を付けるところからスタートしていただきました~
赤、緑、黄色の食紅をまぜまぜ~
「色をまぜることがむずかしい」「丸めるところが楽しい~」
熱湯に団子を入れて、約10分で浮いてきます。
この辺では、へっちょこ団子のことを「ウキウキ団子」といいますが、本当に浮いてきます。
浮いて来たら取り出して、片栗粉をまぶして冷まします。
たくさん団子をゆでている間に、
『いちのへふるさとカルタ』(郷土カルタ)でカルタ大会を開きました!
こちらも図書館で貸出しています。今回は絵札をA4サイズに拡大しています。
読み札の言葉は、昭和58年刊行当時の中高生が考えたもの。
あ「朝早く 家族総出で 牛の世話」
ら「来田で じっちゃばっちゃ 湯につかる」などなど
読んでいるだけでも楽しいカルタとなっております。
白熱したカルタ大会、小学生にも負けず5歳の女の子も頑張りました!
ミズキ団子を飾っていきましょう!!
最後に皆さんでパチリ!きれいなミズキ団子でした!
その後、ホールを開放して「お正月あそび」で楽しみました~!
参加して頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
地域おこし事業として、たくさんの方に、郷土の伝統行事にふれていただく良い機会となりました。
ミズキ団子は、図書館側の玄関と、コミュニティセンターロビーに飾っています。(1月29日まで)
ぜひ図書館へお越しくださいませ。