地域おこし事業「図書館フィールドワークin姉帯城」を開催しました

9月23日(土)に、地域おこし事業「図書館フィールドワークin姉帯城」を開催しました。
当日は晴天でしたが9月21日に降った大雨の影響により、姉帯城跡までの歩道が悪路になっている(山側から水が出ている)ため、残念ながら姉帯城跡へは行くことはできませんでした😢
ですが、フィールドワークの行程を変更し、御所野縄文博物館で姉帯城跡の出土品を見学することにしました。その様子をご報告します。

はじめに、一戸町教育委員会 世界遺産課 文化財係長の 菅野紀子さんを講師に、町史跡「姉帯城跡」の歴史や出土品についてご講話いただきました。

↑菅野さんのお話を、皆さん真剣に聞いていました!

本来であれば、姉帯城跡までの散策マップを参加者で作る予定でした。
図書館でもよく「姉帯城へはどう行けばいいのか?」という問合せがあるため、この事業を企画したのですが、本当に残念…でも仕方がありません。

姉帯城跡へ行くことができなかったため、9月12日に下見時に撮った映像を上映しました。
スペシャルゲストに、姉帯城跡で実際にガイドを行っている 髙橋正一さんをお招きし、映像を見ながら、姉帯城跡までのルートを確認しました。
また、姉帯城の戦について代々伝わるお話なども聞くことが出来ました。

↑ 髙橋正一さんによるガイド

↑髙橋さん宅に大事に保管されていたなぎなたを特別に触らせていただきました。

次にバスで御所野縄文博物館へ移動し、保管されている出土品について説明していただきました🚌

↑ エントランスに展示している姉帯城跡の出土品展示コーナー
「愛染明王菊花散蓬来鏡」や「水滴」も展示されています

↑ 2F 文化財展示コーナー

また、一般公開していない特別収蔵品もこの日のためだけに公開していただきました!

↑ 特別公開 姉帯城跡の出土品
「火縄銃弾丸鋳型」などを見せて頂きました

皆さん、菅野さんにたくさん質問されていました~👏
2Fショップでは「姉帯城」の御城印をお買い求めになった方もいました!

最後に御所野縄文博物館からバスで一戸町コミュニティセンタ―へ戻り、振り返りとして感想交流をしたあと、軽食をおいしくいただきました。

「今までに姉帯城まで行ってみようと思ったけど、よく分からなくてなかなかたどり着けなかった。今回行きたかったので残念。また企画してほしいです。」
「地元の人のお話を聞くことができて良かったです。」
「映像を見ながら説明していただいたので、新しく知ったことが多くあって良かったです。」
「歩いてマップをつくるシリーズまたお願いします。参加しなければ聞けないお話ばかりでした。」
などなど、皆さまからたくさん感想をいただきました。
ご参加のみなさんありがとうございました!!

散策マップは、図書館で早めに作成したいと考えております。
(皆さんが迷わずに姉帯城跡までたどりつけるように)

来年度もまた企画しますので、皆様のご参加お待ちしております!

最後にご紹介⇩
参加者の皆さんに、参加記念缶バッチを配布しました。
(「愛染明王菊花散蓬来鏡」と「水滴」の2種類)