NEW!! 図書館フィールドワークin姉帯城 を開催しました

10月6日(日)に、地域おこし事業 図書館フィールドワークin姉帯城を開催しました。
昨年度、同内容で予定していた本イベントでしたが、大雨の影響で姉帯城跡へ行けませんでした。
「今年度こそは!」と毎日お祈りをしていたら…

晴れました~! 今年度は町内外から15名の方にご参加いただきました。

講師は、昨年に引き続き一戸町教育委員会 世界遺産課 文化財係長 菅野紀子さんと、
一戸町文化財専門調査委員長 髙橋正一さんです。

↑さっそくバスに乗り込み、姉帯地区へ!
侍村バス停前で降り、そこから徒歩で姉帯城跡を目指します。

↑参加者の方には「散策マップ」を配布し、橋の名前や標柱を探したり、歩いていて気付いたことを書いてもらいながら歩いていただきました。
「オリエンテーリングみたいで楽しい」という声をいただきました!
皆さんの声を反映し、姉帯城跡までの散策マップを作る予定です。

また、姉帯城跡について一番知りたいこと(目的)を書いてもらいました。
「講師のガイドを聞いたり、質問したりして答えを探してくださいね」と伝えました。

↑一般道路から入るところの標柱。垣根に埋まってよく見えない…

↑道路はアスファルト舗装ですが、とても狭い道です。
 車は1台分しか通れません。
 ちいさな道しるべも。(うっかりしていると見過します。年代物でしょうか…)

↑林の中を通るため、日陰でジメジメしています。
 落ち葉もあるのですべらないように足元注意!
 

↑姉帯城跡すぐ下の駐車場(3台まで停められます)からパチリ。
 侍村バス停から、ここまで(駐車場)約20分。ゆっくり登ってきました。
 あとは、この急坂を2分くらい登れば到着です。
 この坂道も苔むしています。すべらないように気を付けて!

↑姉帯城跡に到着しました!
 年数回、地元有志の方が史跡の刈払いをしてくださっているためスニーカーでも歩けます。
 (雨が降った後などは長靴が必要です)
 姉帯城跡ガイドの髙橋正一さんに説明していただきました。
 地元の方なので昔から各家に伝わる姉帯城の話を交えながら楽しくガイドをしてくださいます。

↑ 菅野紀子さんからは遺物が出土した場所や西の廓について伺いました。
  参加者の皆さんからどんどん質問が!  

侍村バス停からバスに乗って、御所野縄文博物館へ移動しました。
研修室で軽食を食べながら、本日の振り返りを行います。

↑博物館エントランスに展示している出土品(愛染明王菊花散蓬来鏡など)を菅野さんが説明してくださいました。

そして、なんと、一般公開していない出土品(初公開も)もみせていただきました!

↑ 当時発掘に携わった一戸町教育委員会 世界遺産課 課長補佐 中村明央さんからもご説明いただきました!ありがとうございました。

↑ おいしい軽食を食べてから、感想交流をしました。
 ①参加したきっかけ ②知りたいこと(目的)はわかりましたか? ③感想など
 を参加者全員から伺いました。
 参加したきっかけは皆さん違って、それも面白いなと思ったり、
 「一戸に住んでいるのにこんな山城があるなんて知らなかった!」という声や、
 「今度は(ガイドに出てきた)一戸城や根反城に行ってみたい」などの感想がありました。

また、「説明付き(ガイド)で理解が深まった。」「山城の特徴が分かった。」「姉帯地区のくらしがわかり大変良かった。」などの声も。

振り返りを行うことで理解が深まりますね。皆さんの感想を聞くことができて幸せでした!
フィールドワークを通して得た情報や知識を「散策マップ」という形でシェアしたいと思っています。
来年度はどこに行こうかな…??

ご参加していただきました皆さんありがとうございました!

また、講師の菅野さん、髙橋さん、急きょ説明してくださった中村さんにも感謝申し上げます。